画題:
翠緑の囁きを運ぶ薄羽の使者
The Gossamer Messenger Carrying Emerald Whispers
キャラクタープロフィール:
名前:エアリア・ヴェントス(Aeria Ventus)
種族: 翅脈(しみゃく)のエルフ / 天空庭園の王立飛脚
物語の背景:
大地から切り離され、雲の上に浮かぶ「浮遊大陸ゼピュロス」に住む、昆虫のような透明な翅を持つエルフの一族。彼女は、大陸中に点在する魔法植物たちの「声」や、言葉を持たない幻獣たちの「想い」を届ける飛脚の役割を担っている。彼女が身に纏うドレスは、巨大な蚕「シルク・ワーム」が吐き出す極細の糸と、森の苔を織り合わせたもので、風の抵抗を極限まで減らす魔法がかかっている。現在の任務は、地上の森に住む老木「エンシェント・トレント」の遺言を、天空に住む渡り鳥の王「ストーム・ロック」へ届けること。その瞳は、吹き荒れる乱気流の彼方にある目的地を静かに見据えている。
物語的絵画詩:
風が木の葉を揺らす音色は
誰かが誰かを呼ぶ 切ない合図
私はその透明な声(メッセージ)を背負い
重力のない空へと 爪先で蹴り上がる
腕に生えた硝子の翼は 脆く美しい
朝露に濡れれば 虹色に輝き
嵐に打たれれば 悲鳴のような音を立てる
苔色のドレスを風になびかせ
白い小花が舞う 乱気流の中を
私はただひたすらに飛び続ける
言葉にならなかった愛も
届くことのなかった懺悔も
すべて私が この胸に抱いて届けよう
さあ 道を開けて
雲の巨人たちよ 雷の精霊たちよ
この小さな翅が 世界を繋ぐ架け橋となるのだから
制作イメージ:
昆虫の翅のような繊細な質感と、森の緑に溶け込むような有機的なドレスのデザインを融合させ、自然と一体化した妖精の儚さと力強さを表現しました。